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2,500年前、お釈迦様が悟られたのは、あらゆるものは仏の智慧を具え光り輝いている、ということでありました。そして、そのことに気付いて生きていけばよいのだよ、と。

人にやさしく自分にもやさしく

   

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第29期女流王将戦、挑戦者決定

第29期女流王将戦の挑戦者が、清水女流王位に決まりました。

挑戦者決定戦の相手は、先日のレディースオープンで準優勝の成績を修め、女流初段に昇段された里見女流初段でした。いやはや、さすがに清水女流王位の壁は、そう簡単には越えられないということでしょうか。

しかし一方、公式戦ではありませんが、キラリっ娘ファンフェスタ’07で、イベント対戦の相手となった山崎隆之七段相手に、山崎七段は初手から持ち時間20秒、里見女流は持ち時間10分、切れたら30秒というハンデ戦ではありましたが、見事勝利されていました。すごいですね~。

女流棋士の中でも最年少の里見女流初段の、これからの活躍が益々楽しみです。

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自分が変わる(自分を変える)とは?

仏教に、「諸法実相(しょほうじっそう)」という教えがあります。これは、妙法蓮華経というお経の中で説かれています。同様に、無量義経というお経では「性相空寂(しょうそうくうじゃく)」という教えとして説かれており、内容はほぼ同じことをいっています。

また、お経を全部把握しているわけではありませんが、その他のお経でも同様のことが説かれているようであり、つまり、仏教に貫かれている一つの真理と考えることができるようです。

で、その「諸法実相」とか「性相空寂」というのはどういうことかというと、全ての現象は因と縁の和合で生じており、あらゆる現象は、その因や縁に相応しく展開しているのであって、これに漏れるものは無い、ということです。つまり、目の前の現象を変えるには、因や縁となる要因を探り、それを変化させれば現象も変わる、ということです。

んー、分かったような分からないような感じがしますが、これを先師の方々は、非常に身近で分かりやすい言葉に言い換えてくださっています。それは、

『自分が変われば相手が変わる』

ということです。
このキーワードでネットを検索すると、実にいろいろなサイトがヒットしますが、その中で、以下ようなことを書いているサイトがいくつかありました。

 『人生八変化』

 自分が変われば、相手が変わる

 相手が変われば、心が変わる

 心が変われば、言葉が変わる

 言葉が変われば、態度が変わる

 態度が変われば、習慣が変わる

 習慣が変われば、運が変わる

 運が変われば、人生が変わる

なるほど、つまり、自分が変われば人生が変わる、ということですね。だいぶ分かりやすくなった「感じ」がします。

さて、それでは、自分が変わるというのは、どのように変わることなのでしょうか?また、「変わる」という言い方より、「変える」という言い方のほうが積極的だと思いますが、いずれにしても、「どのように変われば(変えれば)いいのか」ということまで言及しているサイトは見つかりませんでした。このままでは、善い方に変われば善くなり、悪い方に変われば悪くなるという「からくり」を示しているにしか過ぎません。

もちろん、善い方に変わればいいに越したことはなく、それを明らかにしたいと思いますが、要するに、小生のこのサイトで何度も紹介している通り、「己の仏性に目覚める」ということが「変わる」ということの究極目標であり、そのことを含めてこと細かに説いているのが本来の仏教です。

仏性に目覚めるとは、つまり、自分の尊さ、命の尊さを自覚するということです。そして、本当に自分の尊さを自覚できた人は、他人の尊さにも気付けるというのです。ここがたんなる「自惚れ」とは大きく違うところです。「あの人はダメな人だ」と思ったり、平気で人を(自分自身も含めて)傷付けたりしているとするならば、まだまだ自分の尊さを自覚できていないのだということです。

仏性とは「絶対慈悲」の心であり、本来誰しも備えている心です。それに気付きさえすればいいのだよと、仏教では説いています。

非常に明快で簡単ですが、実践するというのがムズカシイのです。「おはよう」の挨拶、「ありがとう」のお礼、「ごめんなさい」の反省の言動は、いいと分かっていても、なんのてらいもなく口にすることが億劫だったりするわけです。特に家族に対しては。

しかし、より高い境地に上がろうとすることは、多少なりとも苦労が必要なわけで、その苦労は誰しも通らなければならないことも事実です。一歩踏み出す勇気と努力を養いたいと思います。

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今日決着!第32期棋王戦

第32期棋王戦の最終局となる第五局が始まりました。

佐藤棋聖が先手で、森内棋王が後手。これまでの対局は、いずれも先手が勝って2勝2敗のがっぷり四つ。本局は佐藤棋聖がアドバンテージを取っている感じがしますが、森内棋王がいわばブレークできるかどうかといったところでしょうか。

局面は先手が居飛車、後手が振り飛車であり、この戦形を見てもやはり佐藤棋聖が有利と思いますけどどうでしょうね。目が離せません。

それにしても、加藤先生の解説は将棋以外のお話も楽しいです!

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幸せとは?

西洋のことわざに、次のようなものがあります。

1日だけ幸せでいたいなら床屋にいけ。
1週間だけ幸せでいたいなら車を買え。
1ヶ月だけ幸せでいたいなら結婚しろ。
1年だけ幸せでいたいなら家を買え。
一生幸せでいたいなら正直でいることだ。


ふむふむ、なるほど、と思わされます。ただ、正直過ぎるといろんな誤解やトラブルを起こしかねません。ハゲている人に向かって、そのまんま「ハゲてますね。」とは言えないでしょう。つまりバカ正直であってはならないわけです。バカ正直というのは、正直である前にバカなわけですから。

そこで、仏教では「仏の智慧(知恵ではない)を身につけなさい」と説いています。仏の智慧を身につけるとはつまり、「諸行無常(すべては変化する)、諸法無我(すべては関係し合っている)の真理を認識することである」と説かれています。そして、この「真理を認識した状態」のことを涅槃寂静、いわゆる涅槃の境地といい、そこを目指して日々精進することが仏教であり、仏道修行ということです。

さて、そこで幸せとは何かということになると、えてして限りあるものを求めようとすると、幸せ(というか優越感)にもおのずと限りがあり、冒頭のことわざのように、車を買っても、結婚しても、家を買っても、その幸せは長続きするものではないわけです。一時の幸せというのは、本当の幸せとはいえないでしょう。

それならば、その元となるお金をたくさん持っていれば幸せかというとそうではないことはすぐ理解できると思います。どんなにたくさんのお金があっても、遣ってしまえばなくなるわけですし、やはりお金も限りあるものの一つに過ぎません。

あるいは、名誉が得られれば幸せかというと、やはりそうではありません。総理大臣になろうとも、大統領になろうとも、オリンピックで金メダルをとろうとも、それのみを目標にしてしまうと、その目標が達せられたら、あとは堕ちていく一方です。名誉もやはり限りあるものといえます。

では、限り無いもの、絶対的なものとはなんでしょうか。それがつまり、仏の智慧なわけです。仏の智慧を身につけることを目指して生きている状態こそが、幸せということになると思います。具体的には、仏に、そしてすべてに生かされていることが有り難いと思えるようになることです。

車があってもなくても、結婚してもしなくても、総理大臣になれてもなれなくても、オリンピックで金メダルをとってもとれなくても、心の底から有り難いことだと思えるようになれたら、こんな幸せなことはないのではないでしょうか。

毎日一歩ずつでも、仏の智慧に近付いているということが意識できるように生活したいものです。

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羽生王将が防衛、史上2人目の永世王将に

第56期王将戦は羽生王将が防衛し、併せて、大山康晴十五世名人に続く史上2人目の永世王将の称号を獲得されました。詳細は日本将棋連盟のサイトをご参照ください。

そして棋譜は、MSN毎日インタラクティブをご参照ください。

羽生三冠が強いのは周知の事実ではありますが、佐藤棋聖は、今回「も」惜しいところでタイトル奪取を逃してしまった、という結果になりました。残るは棋王戦→第32期棋王戦中継サイト。現在2勝1敗で、文字通り、佐藤棋聖がタイトル奪取に王手をかけております。さてさて、どうなることやら。

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光回線導入!

遅ればせながら(かな?)、自宅に光回線を引き込み、Bフレッツを契約、接続&立ち上げ完了しました。

当初、工事は2時間程度と聞いていたのですが、実質トータルでかかったのは4時間ぐらい!といっても、実際の工事は、屋内に光ケーブルを引き込むのと、電柱から屋内にくる電話線の工事と最後の導通チェックで正味1時間強といったところでしょうか。

何に時間がかかったかというと、よくわからないんスけどNTTからくる信号がくるとかこないとかの確認が手間取ったようで、その確認待ち時間がほとんどってカンジでした。

なにはともあれ、さすがに光回線は速いっスね!小生の契約内容では、最大100Mbpsだとか。でもさすがにそこまでの速度は出てないみたいです。付加サービスもたくさんあるようで、まださっぱり分かりませんがちょっとずつ調べていって、快適なネット&電話環境を構築したいっス。

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ビッグバンは正しいか?(3度目のパラダイムシフト?)

パラダイムとは、概念とか範例という意味である。シフトとは移行とか転換という意味であるから、パラダイムシフトとは、簡単にいえば「概念転換」ということになる。

ただし、科学の世界でいうパラダイムシフトというのは、もっと大きな、衝撃的・革命的な転換という意味で使われているようだ。

最も有名なのは、1度目のパラダイムシフトといわれる、プトレマイオスが提唱したとされる天動説から、コペルニクスが提唱した地動説に概念が切り換わったことである。

コペルニクスが登場するまで、天動説は約1,500年もの間支持され、信じられてきたのであるから、地動説が唱えられたときの世間の驚きは相当なものであったろうことは容易に想像できる。

2度目のパラダイムシフトは、アインシュタインの相対性理論の登場である。それまで、ニュートン力学をベースに科学が成り立っていたものが、「光の速さは一定だ」「エネルギーと質量は等価である」とした相対性理論は、科学の世界ではこれまた衝撃的な出来事だったようだ。

現在の科学は相対性理論が基になっており、この宇宙がビッグバンと呼ばれる大爆発から始まったという概念も、この相対性理論から導かれているそうである。

さて、仏教を学んでいる私には、一つ、大きな疑問がある。

それは、お釈迦さまが特に晩年に説かれた、その教えの究極的な内容の一つに、「仏の命は久遠の過去から永遠の未来まで不生不滅である。そして、この仏の命の分身である我々の命も、肉体は滅びても魂は永久不滅である。」というのがあるが、ビッグバンが正しいとするなら、久遠の過去から存在する命という、いわば「始まりが無い」という教えは間違っていることになる。

ビッグバン理論では、宇宙の始まり(ビッグバン)は、今から約150億年前だそうであり、時間も空間も、そのビッグバンを起点として始まったのだそうであるから、仏の命もそこが最初だったということになる。

ただ、ビッグバン以前にも「何か」があったとする理論もあるそうだから、そう考えれば、その何かも含めて仏の命だったのだと解釈すれば、どうにか納得できないことはないがいまひとつ釈然としない。

そんな中、次のようなサイトを見つけた。

間違いだらけの宇宙論

このサイトの主旨は、「ビッグバン理論は間違いであり、定常宇宙論こそが正しい」ということであり、つまり、無限の過去から宇宙は存在していたのだ、というものである!この衝撃的な内容が本当なら、3度目のパラダイムシフトといえる概念ではなかろうか。

とまあ、長々と書いてしまったが、餅は餅屋にお任せをして、「仏は久遠の過去から永久の未来まで存在し、我々を導いてくださっている」ということを信じて生きるほうが安らかに過ごせることに違いは無い。

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まだまだ続くタイトル戦

レディースオープントーナメントは、矢内女流名人の優勝で幕を閉じました。詳細は、中継サイトをご参照ください。

中盤までは五分五分な感じでしたが、やはり女流名人の貫録勝ちといったところでしょうか。でも、里見女流1級は、本棋戦の決勝進出の功績によって初段に昇格されたとのこと。おめでとうございます。これからの活躍が期待できそうです。

そして、こんどはというか、最中なのが王将戦と棋王戦。私の応援する佐藤棋聖の側から見て、羽生三冠相手の王将戦は2勝3敗、森内二冠相手の棋王戦は1勝1敗となり、これまた接戦の様相を呈してきました。

それにしても、棋王戦の第二局はすごかったですね。詳細は 北國新聞社 第32期 棋王戦五番勝負 第2局 のサイトをご参照ください。

2四で歩交換の後、角を交換し、直後さらに2二で飛車ぶつけ!私のような臆病者にはとても指せる手じゃありません。そりゃワタシはド素人ですから、プロのしかもA級と比べること自体無意味ではありますが・・(^^;

結果的に佐藤棋聖は負けてしまいましたけど、思いっきりのよさにはとてもスカッとさせられた1戦でした。これからも熱戦を期待したいです。

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レディースオープントーナメント、今日第三戦

レディースオープントーナメントの最終戦となる第三戦が、いよいよ今日開催されます。詳しくは中継サイトをご参照ください。

昨年から、プロ編入試験制度やら名人戦問題やら、少々ゴタゴタ感がありつつ、そのせいもあってかなんとなく活気付いてる感じもある将棋界ですが、ここにきてさらにこのレディースオープントーナメントは注目度が高いですね。

それはなんといっても、矢内女流名人と決勝を争うのが、まだ中学生という里見女流1級だからでしょう。第1戦、2戦を見た感じは、素人目ではありますが、接戦だったのではないでしょうか?これで里見女流1級が勝ったら、さらに将棋界は盛り上がるんじゃないですかね。

矢内女流名人も負けるわけにはいかない1戦だとは思いますが、やはり挑戦者的立場の側を応援したくなるのが人情でありまして・・・(^^;

どちらが勝つにしても、一将棋ファンとしていい戦いを見せて頂きたいですし、将棋界の更なる活性化のためにも、メディアもどんどん盛り上げて頂きたいですね。

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大事な能力

悟りを開いた人は、非常にたくさんの能力が開花されるそうだが、その一つに「解脱知見(げだつちけん)」というのがある。これは、「自分が、煩悩を超越し悟りを開いて(解脱して)いることを自分で知っている」ということである。

「煩悩を超越し」というところがポイントで、煩悩を消滅させているということではなく、煩悩も相変わらず備えているのだが、煩悩に振り回されなくなっている、ということである。

つまり、煩悩を超越しているということを自覚していると同時に、煩悩も相変わらず備えているということをも自覚しているということだ。仏教では、この能力は悟りを開いた人だけが持っているのではなく、実は誰しも持っている能力なのだが、それに気付いていない、もしくは充分に発揮されていないだけなのだと説いている。

人間は、頭脳的な能力だけとってみても、記憶力、計算力、判断力など、もちろん個人差はあるものの、他の動物と比べたら非常に優れた能力を持っているといえるが、なかでも、この「解脱知見」という能力は特に大事な能力である。

「悟り」とか「煩悩」ということを、おもいっきりカンタンに言い換えると、「長所」と「短所」ということになりそうだが、要するに、自分の「長所」と「短所」を、自分でよく把握するということが、特に人間関係を築いていく上では大事なことだということは容易に理解できることではなかろうか。

さらに、自分では「長所」と思っている部分が、回りの人から見たら「短所」だったりすることもありえるし、その逆もありえる。自分を顧みるということを常々意識できるようになりたいものである。

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「実生活に生かせる仏教の追求」をメインテーマとしていますが、趣味の将棋や、その他、時事に絡んだ雑感などなど、気が向いたときに綴っております。どうぞ、おヒマなときに覗いてみてください。
2019年12月より山形県鶴岡市在住。
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