久しぶりに将棋の話題です。
<第67期名人戦七番勝負>は、第5局を郷田九段が制して3勝2敗とし、名人奪取に王手をかけました。
郷田九段は、これまで何度か名人戦にも登場しておりますが、いずれも奪取とならず今回初めてのチャンスとなりました。一方の受けて立つ羽生名人は、どうも調子がいま一つなのではなかろうかという印象と、もしくはなにか研究を深めているのかと思える指し手が多いようにも感じます。ま、もちろん素人目ではありますが。
特に、以下の局面・・・
このあと羽生名人は△4四角と打ち、2六の飛車取りと8八角成の両狙いを見せるのですが、次に郷田九段が指した手は▲2四飛。これは中級者にもわかる切り返しの手だと思うのですが羽生名人が読んでいなかったということはないと思うんですけど。
で、それに対して△3三桂なのですが、これが素人のワタクシにはさっぱり意味不明な手であります。でもって、次の郷田九段の▲5五角がスゴい手です。これは羽生名人も読んでいなかったのでしょうか。なのでいっそのこと、△3三桂のところは、強く△8八飛成なんて手もあったんじゃなかったのかなぁと、思うわけです。
羽生名人らしくない対局だなーと思いましたが、でもやっぱ、郷田九段が強さを出し切った対局だったのかもしれませんね。
ともかく、角番となった羽生名人、6/15の第6局で挽回して最終第7局まで持ち込むことができるのか、はたまた郷田九段が逃げ切って初の名人奪取となるのか、目が離せなくなりました。
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COMMENT
3勝3敗に!
無題
そうなんです!羽生名人が星を取り返しました。第6局の対局は、羽生名人の強さが光りましたね。いよいよ面白くなってきました。