短い夏休みが終わり、田舎から復帰しました。
一年ぶりの田舎、山形は、甲子園にて日大山形高校が初のベスト8進出ということで盛り上がっておりました。昨日、早稲田実業に惜しくも負けてしまいましたが、最後まで全力でプレーされた姿は美しさすら感じましたねぇ。ま、ひいき目はゴカンベンを;
閑話休題。
WCRPというのをご存知の方はどれだけいらっしゃるでしょう?
World Conference of Religions for Peaceの略称で、日本では世界宗教者平和会議と呼称されています。
Religions for peace、もしくは
世界宗教者平和会議日本委員会のサイトをご覧になってみてください。
国と宗教の壁を越え、世界平和実現に向けて宗教者の立場で対話をしようという試みから始まり、第1回会議が開催されたのは1970年10月、京都において、各国の代表的な宗教者(カトリック、イスラーム、ユダヤ、仏教、神道、ヒンドゥー、ゾロアスター等々)約300名が集いました。
当時、開催される前の世論の反応は、異なる宗教者が一同に介するなど不可能であるとか、正気の沙汰とは思えない等々、否定的なものばかりだったそうですが、それら多くの批判を押し退け、実現されたわけです。
その後、第2回以後の会議は、約5年間隔で、ベルギー、アメリカ、ケニア、オーストラリア、イタリア、ヨルダンで開催され、特に第6回のイタリア(ローマ)での会議においては、会の念願であったローマ法王にも出席頂くことができたということです。
そして今年、第8回の世界会議が、再び京都の国立京都国際会館において、今月の26~29日の4日間に渡って開催されます。さらに今年は、本会議の前段として、21~25日にWCRP青年世界大会がもたれるとのことで、合わせて2,000名に及ぶ出席者が予定されているとのこと。
どんな議題で、どのように会議が進行するのかとても興味がありますし、世界平和実現に向けて、どのような策が決議されるのか、会議後の動きにも注目したいと思います。
しかしながら、このように異教者同士が対話しようという動きがあっても、一方では、あいかわらず他宗教批判、排他独善主義、ドグマ(教条)主義、テロの思想や団体が存在するのも今の世の中であり、こういう問題にまでメスが入るのには、まだ時間がかかるのでしょうか?こういう問題も、WCRPでは解決策が論じられるのでしょうか?期待したいと思います。
それにしても、こんな大きな世界会議が日本で開催されるということを、少なくとも日本国内のメディアはもっと大々的に取り上げてもよさそうなもんですけど?やっぱどうも排他独善主義の勢力が強いのかなぁ、などと思ってしまいます。どうなんですかね、メディア関係者の皆さん?
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