1ヶ月ぐらい前の新聞記事で、第二の地球が発見されたというのが掲載されていた、という話を聞きました。小生、新聞をとっていないもので(^^;)、さっそくネットで検索してみましたところ、あちこちのサイトがヒットしましたが、
<こちら>のサイトが比較的わかりやすいかと思いましたのでリンクします。
この星は、水や空気の存在が確認され、生命体が存在している可能性が高いということで、アメリカでは大きな話題になったそうです。現在の地球に住めなくなったら、その星に移住すればいいみたいな話も冗談半分に盛り上がっているようです。
なにしろ、地球からその星までの距離は20光年。光の速さで飛んで行っても20年かかる距離です。光の速さで20年の距離、なんてサラッと言うと、「そんなもんなんだ」と錯覚してしまいがちになりますが、これまたとんでもない話なんですね。
実際どれぐらいのイメージか、あちこちのサイトを調べましたが、あまり参考になる情報が見つからなかったので、自分で計算しちゃいました。
光の速さで20年。この距離は、ざっと189兆2,160億キロメートルとなります。まだピンときませんね。
人類史上最速のロケットは、2006年に打上げられた「ニュー・ホライズンズ」という太陽系外縁探査ロケットだそうで、このロケットの最高速度は秒速30キロメートルというんですから、秒速30万キロメートルという光の速さのちょうど1万分の1になります。つまり、仮にこの人類史上最速のロケットに乗って飛んでいっても20万年かかる、ということです!
ちなみに、秒速7.8キロメートルで地球を周回するスペースシャトルの速さで行った場合は約77万年、時速300キロメートルの新幹線の速さで行った場合は7,200万年かかる計算になります(笑)
これからどれだけ科学が進歩しても、アインシュタイン博士の相対性理論によれば、物体は光の速さを超えることは不可能だそうなので、第二の地球に移住しようなんて話は、夢のまた夢のまた夢のまた夢をはるかに超えた夢の話、ということですね。
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