久しぶりにNHK杯将棋トーナメントを見ることができた。
カミさんと娘が昨日一足先に帰省し、小生は、8/15の終戦記念日のイベント(こちらの話題は後日触れたい)が終わるまでは帰れないので、昨日から一人暮らし;
ゆったりできるなぁと思える反面、賑やかさがなくなってちょっと寂しい気持ちにもなったりして。
そんな中、日曜日に休みがとれたのも久しぶりということもあり、ビール片手にまったりとNHK杯を観戦できたという次第。
今日は、渡辺明竜王と松尾歩六段の2回戦の対局。六段が先手、竜王は後手で、角換わり腰掛け銀の戦形となった。解説の所司七段が、過去のデータでは、角換わりの場合、圧倒的に先手の勝率が高いと申されていた。
ワタシなどの素人考えでは、定跡化もなされていて、先後の勝率もハッキリしている戦形が、なぜいまだになくならずに指され続けるのだろうかということ。
特に、相矢倉や相掛かりなどの、先手と後手の形が全く同じになるような将棋は非常に苦手で、それがワタシが居飛車を指さなくなった理由の一つでもある。(ま、ワタシの素人考えはさておいて・・^^;。)
しかし竜王は、同形ではあえて勝率が悪いとされる後手で、途中危ないと思える場面もあったが、結果は勝ち。
ご自身の研究の裏付けがあるのだろうとは思うが、単純にすごいなぁと思った。とはいっても、相居飛車ということにかぎらず、やはり定跡を打ち破る研究は常に欠かせないだろうし、プロならばもちろんのことといってしまえばそれまでか。
そういった意味では、将棋のプロにかぎらず、開拓者の心構えというのは、どんな立場においても大事なことだなぁとしみじみ感じさせられた。
←宜しくお願いしますm(_ _)m
←BEACHのメインページです
[0回]
PR
COMMENT