ちょっと遅くなりましたが、最終第7局までもつれこんだ
<第67期名人戦>は、羽生名人が巻き返し、初の名人防衛となりました。第7局はさすが羽生四冠と思える横綱相撲でありました。
で、同時進行している
<第80期棋聖戦五番勝負>でありますが、現在第3局まで終了し、1勝2敗とまたもやカド番であります。ただ、第3局の棋譜を拝見すると、戦形は羽生四冠には珍しい(と思われる)ガップリ四つの相矢倉。挑戦者である、千駄ヶ谷の受け師の異名を持つ木村八段の土俵にあえて乗っかって指している印象を受けました。
いわば、相手の土俵で戦ってみて研究を深め、勝てればモウケもの的な、余裕の心境なのかなと想像しますが、いずれにしてもこのままあっさり負ける羽生四冠ではないでしょう。次局以降も楽しみにしたいと思います。
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