年賀状も書き終わり、公私ともようやく年を越せる準備も整ったところで久しぶりの更新です(^^;
今日もイイ話を聞いたのでメモっておきます。
「大事なものほど無料(タダ)である」という。大事なものの最も代表的なものとして、太陽の光、空気、水がある。もっとも、国や地域によっては、水は有料のところもあるが、雨水、川の水、海の水は万人に平等に存在する。
太陽の光も、空気も、水も、あまりにも身近すぎて、いちいちそれらを意識して生きているわけではないのだが、当然のことながら、これらの1つが無くなっただけで生きていることはできなくなる。
仏教では、あらゆるものは孤立して生きているのではなく、あらゆる存在によって生かされているのだと説いているということは、前にも書かせて頂いた。
例えば、自分の心臓一つとってみても、自分の意思で動かしているわけでないことを考えただけで、生かされているという意味はすぐに理解できることである。
では、なぜ生かされているのか?
これも仏教では、必要があって、役目があって全てによって生かされているのだと説いている。
そしたら、どう生きなければならないのか?
これはもう明白なことで、仏教でも説かれていることであるが、自分を生かしている全てに対する恩に報いるために生きなければならないし、生命とはそういうものである。
家庭においても、地域においても、会社においても、全ての(生命)活動は、回りをよくしよう、回りの恩に報いようという、個々の生命に刻み込まれている本能ともいえるものであるようだ。
何かに行き詰ったり、悩み苦しんだりする原因は、極論をいうと個人的な損得のみに捉われ、回りの恩を忘れていることにある場合が多い。
年がら年中、回りの恩に感謝することなどはムズカシイことだが、せめて1日1回ぐらいは、心を静めて生かされている恩に感謝するひとときを持ちたいものである。
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