忍者ブログ

2,500年前、お釈迦様が悟られたのは、あらゆるものは仏の智慧を具え光り輝いている、ということでありました。そして、そのことに気付いて生きていけばよいのだよ、と。

人にやさしく自分にもやさしく

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

先祖供養2

先祖供養その2。

前回は、自分の先祖が何代前で何人になるかという観点から、結局、自分の先祖を供養するということは、他人の先祖も供養しているという現実に迫った。

さて、テレビ番組などでは、正しい供養の仕方ということがいろいろ紹介されたりするが、その前に「供養」とはそもそもどういうことなのかということを吟味したい。

#・・・今回もキチンとまとめきれないカンジなので、その3までひっぱります(^^;

供養の供は、元々「供給」の供である。一般には「きょうきゅう」と読むが、仏教では「くきゅう」と読む。意味あいとしては、さまざまな品物を供える、与える、提供するということで、一般的な「きょうきゅう」と似ているが、動機が異なる。

「きょうきゅう」というのは、いわばビジネスとして使命的、義務的に行なうものであるのに対して、「くきゅう」は、供えたい、与えたい、提供したいというやむにやまれぬ心境から生じる、つまり、感謝の念から出てくる自然な行為である。

また、供養の養は、「資養(しよう)」の養であり、この資養も仏教の言葉で、「(自分の)資質を養う」という意味がある。

つまり、供養とは、感謝の念を元とし、品物などを与えたいという心に加え、そのことにより、自分自身の資質を養う行為、ということになるのである。

したがって、先祖の供養というのは、あらゆる人の先祖に感謝し、自分の心と他人の心を同時に養うこと、ということができる。

これで結論付けられたように思われるかもしれないが、まだまだ! ようやく先祖供養の意義の半分が明らかになったに過ぎない。

次回、残りの半分について明確化させて頂こう。

←宜しくお願いしますm(_ _)m

←BEACHのメインページです

拍手[0回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

TRACKBACK

Trackback URL:

がんばろう!○○



ブログランキング

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他趣味ブログへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

↑人気ブログランキングに登録しています。
since Apr.2006

プロフィール

HN:
BEACH
HP:
性別:
男性
自己紹介:
「実生活に生かせる仏教の追求」をメインテーマとしていますが、趣味の将棋や、その他、時事に絡んだ雑感などなど、気が向いたときに綴っております。どうぞ、おヒマなときに覗いてみてください。
2019年12月より山形県鶴岡市在住。
プロフィールの詳細は→
【こちら】

twitterアカウントは
「@beach_paddy」

facebookもやってますが、本名なので、一応ここでは伏せておきます(^^;

【アメブロ】も一応ありますが、本ブログへのリンクを貼ってあるだけです。あしからず;;


BEACH宛メールは↓


仏教

仏教について、学んだことを書き綴っております。どうぞご覧ください。

【仏教】

自戦記

主に【将棋倶楽部24】で対局したときの棋譜を集めています。もちろんヘボ将棋ですが、よろしかったら息抜きに眺めてやってくださいマセ;

【自戦記】

映画レビュー

Yahoo! JAPAN ID beach_paddy で、映画レビューを書いております。

【映画レビュー】

ブログ内検索

カレンダー

02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

最古記事

(04/24)
(04/25)
(04/25)
(04/25)
(04/26)

最新トラックバック

旬感ランキング

対局スケジュール

天気予報

バーコード

Copyright ©  -- 人にやさしく自分にもやさしく --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]