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2,500年前、お釈迦様が悟られたのは、あらゆるものは仏の智慧を具え光り輝いている、ということでありました。そして、そのことに気付いて生きていけばよいのだよ、と。

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カテゴリー「エンターテインメント」の記事一覧

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ヲタ芸って結構スゴい・・・!

久しぶりのブログ更新です。

小生の故郷、山形県米沢市で頑張ってる「ご当地アイドル」が居ることを知り、また、その中のメンバーの一人が、私が以前大変お世話になっている方のお孫さんということも同時に知り、大いにひいき目で見守っております
(^^;)

以下は公式サイトです。

<米沢市ご当地アイドル『Ai-Girls(アイガールズ)』公式サイト>

youtubeにも、地元のイベントやお祭りでの動画が多くアップされていて、地域貢献アイドルとして元気に活動されている姿がとても初々しく爽やかであります。

さてさて、彼女達の動画をいくつか見ているうち、応援団(ヲタさん?)も結構気合いが入っていて、彼らも、もしかしたらセットで盛り上げ役として活動しているのかと思ってしまいますが、実はそうなんでしょうか。で、彼らが叫んでる掛け声を聞いてると、何か決まり文句がありそうなことにふと気付きました。

以下は、Ai-Girlsオリジナルのデビュー曲だそうです。後方で叫んでるヲタさんにビックリして、お客さん達が振り返ってる光景がまた面白い(笑)。



メジャーアーティストのカバーなんかもやっていて、以下はAKB48の楽曲のカバーです。こちらも、おじさんがビックリして振り向いてます(笑)。



よく聞くと、掛け声がほぼ一緒です。もしやと思い、正式版?の掛け声を聞いてみました。以下はAKB48のコンサートの模様です。



どうですか?ほぼ一緒ですよね。いったい何て叫んでるんだろうかと、いろんなサイトを見ていたら、MIXなる掛け声であるということが分かりました。

この掛け声って昔から有名なんでしょうか?私は特にアイドルオタクじゃありませんので
(^^;)、初めて知りました。(ヲタ芸さん達の間では「MIXを打つ」といったりするそうです。)

以下のように叫ぶようです。

イントロ、3小節目あたりから・・・

「あ~、よっしゃいくぞー、タイガー、ファイヤー、サイバー、ファイバー、ダイバー、バイバー、ジャージャー、虎(とら)、火(ひ)、人造(じんぞう)、繊維(せんい)、海女(あま)、振動(しんどう)、化繊飛除去(かせんとびじょきょ)」

カタカナの部分を日本語にして、続けて叫ぶということのようですが、意味不明な言葉もあります。

そのあと「○○(ちゃん)!」と、好きなメンバーの名前を叫ぶ。

そのあと「超絶かわいい○○(ちゃん)!」と、好きなメンバーの名前を叫ぶ。

そのあと「はーい、はーい、はい、はい、はい、はい」と叫ぶ。

そのあと「お~~、お~~、お~~、お~~」と叫ぶ。

そして、2番との間奏部分で、

「あ~、もういっちょいくぞー、虎(とら)、火(ひ)、人造(じんぞう)、繊維(せんい)、海女(あま)、振動(しんどう)、化繊飛除去(かせんとびじょきょ)」

そして、3番(Cメロ)の前に、

「チャペ、アペ、カラ、キナ、ララ、トゥスケ、ミョーホントゥスケ」
(※これはアイヌ語だそうです。)

と叫ぶようです。

なんじゃこりゃと思いつつ、さらにあちこち見ていたら、以下のサイトを見つけました。

<ヲタ芸「タイガー、ファイヤー・・・!」には恐ろしいほどカッコいい意味があった>

いやはや、驚きました。ここには、こうありました。

『虎の如く、火の如く、人の造らざる繊細な心も維新となれば、海を飲み女を喰らふ、その振動を心の有るがままに化身し、本来繊細な心を飛ばし刹那に思ふがまま除き去る、これ己に忠実、刹那な刻の流れに身を任せるのみ、これこそタカまりの心髄なり』

意味はよく分かりませんが、整理すると以下のようになります。

の如く

タイガー

の如く

ファイヤー

らざる
人造
サイバー

細な心も新となれば
繊維
ファイバー

を飲みを喰らふ
海女
ダイバー

その振動を心の有るがままに
振動
バイバー

身し、本来細な心をばし刹那に思ふがまま
化繊飛除去
ジャージャー?

これ己に忠実、刹那な刻の流れに身を任せるのみ、これこそタカまりの心髄なり』

まあ意味不明には変わりありませんが、20年も前のハードロックグループがこの掛け声の原形を作り、それがいまだに受け継がれてきているという、歴史の重みすら感じてしまいました。

ご当地アイドルのお陰さまで知識を広げることができ、有り難い思いであります(^^)

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SPACE BATTLESHIP ヤマト

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

年末年始は実家(山形)で過ごさせていただきました。1月7日が仕事初めでありましたが、正月ボケに足を引っ張られたり、年末から持ち越した仕事に尻を叩かれたりしてヨロヨロしながら、今日10日になってようやく地に足が着いてきたような感じを受けております。

さてさて、本年一発目のアップは映画の話。タイトルの「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を観たのは実は昨年末でありましたが、観たあと、<yahoo!映画レビュー>を拝見すると、それはそれは極端とも思えるような賛否両論のレビューの嵐であり、それらのレビューを読んだ感想も含めて述べてみたいと思います。(私も<レビュー>を書いてます。)

以下は映画の公式サイトです。



「宇宙戦艦ヤマト」は、当時私が中学生の頃、テレビアニメとして放映が始まりました。その頃は、どちらかというとロボットアニメのほうが人気が高く、私も当初は、ヤマトにはあまり興味がありませんでしたが、何度か見ているうちにその世界観、というか宇宙観に引き込まれていった記憶があります。テレビアニメが終了したあと、続編的な内容で何本か映画化され、私は一応その全シリーズを観ています。

今般の「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は、従来のアニメの実写版ということで少々興味があり、6歳の娘も「観たい!」というので、これ幸いといった思いで一緒に観に行きました。

率直な感想としては、これはこれで断然良いと思いました。VFXも非常に見ごたえがあり、ハリウッドにも勝るとも劣らない技術が向上し、いよいよこれからの邦画も大いに期待できそうだといった印象を受けました。

ストーリーは、テレビ版の内容をベースとしながら、キャラクター設定は結構オリジナル化が図られており、特にマドンナ役である森雪を演じた黒木メイサさんは、原作とは正反対の男勝りのキャラでしたが、なかなかいい演技をされていたと思います。

また、準主役(主役はヤマトとして)の古代進役を演じた木村拓哉さんも、原作よりもちょいワルなキャラではありましたが、下馬評以上にハマり役だったと思います。

それと敵のガミラス。原作アニメのように人間っぽいキャラだと、例え敵とはいえ、銃を向けるのには罪悪感が伴いそうですが、いわばエイリアンのようなキャラだったので、勧善懲悪としての単純化がうまくいった構成でした。

・・・と、私個人は結構楽しめましたし、他の方のレビューにも絶賛する内容のものがありますが、それと正反対の酷評も絶賛評と同じぐらいあるのにはちょっと驚きました。全体のレビュー数は現在3,000を超えており、その全部を読んだわけではありませんが、酷評レビューはだいたい以下のような意見が共通しているようです。

・原作との相違に対する批判
・脚本に対する批判
・キャスティングに対する批判
・企画・構成に対する偏見

原作と違うからダメというのは論外でしょう。所々オリジナル化されるからこそ、新たな楽しみ方ができるのであって、たんに原作と異なるからどうのこうのというのは偏った見方といえると思います。

脚本は、佐藤嗣麻子さんとおっしゃる、まぁ、どちらかといえば中堅的キャリアの方のようではありますが、そんなに酷いというほどではないと思います。そこまでコキ下ろす人というのは、超一流の脚本家の映画しか観ない、あるいは認めないという思いがあられるようで、これも偏った見方といえるでしょう。

そして最大の批判はキャスティング。アンチジャニーズ、アンチキムタクです。そんなに批判する人達ってなんなんでしょう。ほとんど妬みとしか思えません。

それと、この映画の企画・構想を練った某テレビ局に対する偏見。某ボクシングのタイトルマッチの興行に関わり、独占放映したところのようですが、その悪印象が先入観になっている感じです。映画の中味となんら関わりのないところを批判して、なんの意味があるのでしょうか。

「もっとこうすればよくなる」というような、いわば建設的な酷評はごくわずか。けなしっぱなしのレビューが多過ぎます。もちろん、個人の好みの問題といってしまえばそれまでなのですが、邦画の質をみんなで向上させよう、ひいては、よりよい文化を構築しようとか継承していこうという意識がないのだろうかと、非常に残念な思いになりました。

日本人は物が豊かになり過ぎて、心が荒廃してしまっている一つの象徴なのかなという感じもし、暗澹たる思いにもなりましたが、だからこそ心の豊かさを追求し、広めていくような運動、活動が大事なことであるという思いにもなりました。

こんな思いを今年の抱負として、より進化していける一年にしてまいりたい! そんな思いにならせていただいた映画およびレビュー群でありました。

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クロッシング

試写会で見ました。良いとか悪いというより、いわゆる「衝撃の問題作」というべきでしょうか。(<Yahoo!映画レビュー>にも書いてます)

※若干ネタばれあります。公式サイトは↓



とある紹介文に「2002年、脱北者25人が中国当局の警備をかいくぐり、北京のスペイン大使館に駆け込んだ事件をモチーフに制作した映画」と記載されていました。事実がベースになっていることもあるためか、非常にリアルというか、こんなに生々しくむごい映画はかつて見たことがありません。

見終わった直後、最初に感じたのは「日本に生まれ、今こうして居られる境遇が本当に有り難いことだったのだ」ということ。その後、ふつふつと「こんなにひどい国が、今こうしている現在も存在するのだ」というやり場のない憤りが湧いてきました。

生きるために、飼い犬すらも殺して食し、結核で苦しむ身重の妻を助けるためには、脱北して中国に渡らなければ薬が手に入らない。しかし、脱北すること自体が重罪であり、見つかれば殺される。うまく中国に渡れても、中国当局に脱北者とバレたらそれもまた重罪。

祖国に留まっても餓死するのを待つだけ。生きるために他国へ渡るのも命がけ。北朝鮮の底辺の人達は、いったいどうしたら救われるのでしょうか?

宗教がその役割を果たさなけばならないはずであり、この映画にも聖書を読むシーンが出てきますが、現実的救いが得られない主人公は、聖書を床に叩きつけてしまいます。

たった一つ、光が射したと思えたシーンは、ラストで主人公の息子がモンゴルの広大な砂漠の真ん中で行き倒れ、「お母さん」とつぶやいたこと。息子はあの世でお母さんに会えると信じていたのだと思います。

国家の体制、家族の絆、宗教の役割、生への執着・・・、一方日本では、自殺者の数が10年連続で3万人を超えているという現実もあるわけで、思いつめて自殺を考えてしまうような、そんな人にこそ見て欲しい映画でもあります。

真の救いとは何なのか、つくづく考えさせられた映画でした。

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リズム天国ゴールド&キャラクターにビックリ!

久しぶりのエンターテインメントカテゴリのネタです。

先日、5歳になる娘の影響もあり、いまさらながらニンテンドーDSiを中古で購入しました。撮った写真をタッチペンでグニュ~っと変形できたりして、娘は飽きずに遊んでおります。

で、ソフトは手始めに、面白いと聞いていた<リズム天国ゴールド>を購入しました。いろんなシチュエーションで奏でられるリズムに合わせてタッチペンでたたいたりこすったりする極めて単純なゲームですが、なかなか奥が深いです。

ゲーム自体の面白さもさることながら、私が一番おどろいたのは、ゲームの中の一シチュエーションに入っている歌を歌っている人! DSi上の画面はもちろんアニメキャラなので、アニメソングなど歌っているベテラン歌手かと思っていたのですが、ゲームの攻略サイトを見てみようかとあちこちネットを見ていたら、たまたま見つけた動画にビックリ!歌っているのはなんと小学六年生の女子!

動画は<こちら>

私は断じてアイドルオタクでもロリコンでもありませんが(笑)、とにかくこの子の歌の上手さにはビックリしました。橋口恵莉奈さん(通称:えり~な)という方で、プロフィールを見ると元々子役でデビューしているのだそうで。なにか久しぶりに「これぞアイドルっ!」っていう子を見た思いになりました。テレビなどでは一回も拝見したことはないのですが(それこそ、アイドルオタクさんはよくご承知なのかもしれませんが(笑)、これからの活躍を祈りたくなる方でありました。

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おくりびと



私の中では、いままで観た映画の中で間違いなくNo.1です!アカデミー賞受賞というハクを鵜呑みにしてハードルを上げ、もし予想以下の映画だったらどうしよう・・などという不安も多少ありましたが、思い切ってDVDを買って正解でした。ダテじゃありません。

「人間の死亡率は100%」とは、綾小路きみまろさんの受け売りですが、現実には100%に近い人が、死んだら納棺という儀式を通り抜けて火葬場へ運ばれるわけで、ある一つの葬式をとってみても、そこにはさまざまな儀式があり、その中の一つとしての納棺師のシゴトには、死者を弔う儀式の真骨頂を見せてもらえた思いです。

また、納棺の儀式を通して、さまざまな家族模様がとても丁寧に描かれていて、そのいろんな姿を見ているだけで「ちゃんと生きよう・・。」という思いにならせてもらえます。

「死を見つめることは生を見つめること」
「生きていること、それだけで有り難い」
「死者は生者に感謝の念を起こさせる」
以上は、どこかで聞いたことのある言葉のようですが、素直に正直に私の心に浮かんできた言葉です。

笑いあり、涙あり、感動ありという映画は山ほどありますが、それに加えて感謝ありという映画はそう多くはないのではないでしょうか。そしてその中でも間違いなくNo.1といえる映画です。ぜひ大勢の人に観て頂きたい!

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スウィングガールズ

先日久しぶりに、映画「スウィングガールズ」をテレビ放映で観ました。





もう何度も観ているこの作品ですが、何度観ても「お見事!」という気持ちになります。

実は私、山形県の置賜地方出身でありまして、2003年のロケのとき、まさに当地で生活しておりました。その当時は、映画の撮影で大勢の俳優さん達が地元に長期滞在で来ているということを小耳に挟んでおりましたが、まぁ別にどうってことない三流四流、二束三文の超マイナー映画だと思って全く見向きもしていませんでした。ほんと申し訳ないことであります。こんなに人気が出て、内容も素晴らしい映画になると知っていたなら、撮影風景などもちゃんと見ておくんだったと後悔しきり(^^;

前半は単なるギャグマンガのような流れで進みますが、最後の演奏シーンは圧巻ですね。まさに必見といえます。ウィキペディアなどを見ると、相当練習もされたということが綴られておりますが、まさしくプロですね。頭が下がります。

それと、地元民としては、まともな(?)置賜弁をしゃべっていたと認められるのは渡辺えりさんとベース(ギター?)の女の子の元彼の兄ちゃんぐらいですが、まぁご愛嬌と言わせて頂きましょう。

まぁとにかく、この映画は笑えて感動もできるお奨めの作品です!

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L change the WorLd

久しぶりに映画(というかDVD^^;)を観た感想を書かせていただきます。

いまさらながら、L change the WorLdのDVDを借りてきて観ました。
若干ネタバレありますので、まだ観ていない方はご注意を。
(この内容は、<yahoo!映画レビュー>にも掲載しています。)



自分の寿命があと23日で尽きる・・・それを自覚した人=Lの生き様を描いた映画であり、さらにその中で、人間の神性ともいうべき、真の人間らしさをみごとに表現した内容だったと、深く感じました。

どうもパッとしない内容のレビューが多かったので観るのを躊躇してましたが、いえいえ、ワタクシは自信を持ってオススメできます。

「デスノートファンには期待ハズレ」的なレビューもありましたが、そういうことをおっしゃる方というのは、ライトとかリュークとかミサミサのファンだったり、Lの知的さだけのファンだったりする人なんじゃないスか(ええ、皮肉です)。

デスノートが、人間の弱さ強さ、その中にある正義感や命のホントウの尊さなどを描いた映画であるという見方をしている人には、この、「L change the WorLd」の面白さ、深さが理解できると思います(なんか、上からモノを言ってるように聞こえられそうですが、あえて臆せず言わせて頂きます)。

そういう壮大なテーマが隠されていそうだということに気付くと、脇役は誰だっていいという感じにもなりますが、ナンチャンにしても平泉成さんにしても、絶妙な演技だったということにも気付かされます。

そしてもちろん、L役の松山ケンイチさんの演技はスバラシイ。この映画を見て、益々ファンになりました。始めの方で、難事件を次々と解決に導くアドバイスを同士達に伝えるシーンや、残りの寿命があと数日になるにつれ、カラダを張って子供たちを守るシーンなど、とても頼もしい。

さらにこの映画は、デスノートを観ていない人にも充分理解できる内容になっているんじゃないでしょうか。しかしやはり、デスノートを観てからこの映画を観たほうがいいに越したことはないです。

とにかく、この映画を絶賛します。ワタクシの中ではベスト5にも入りそうな映画です。

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恋愛寫眞 Collage of Our Life

ただ、君を愛してる』を観て以来気になっていた、その元ネタになっているという『恋愛寫眞 Collage of Our Life』のDVDを借りて観ました。ネタバレありますのでご注意ください。



Yahoo!映画レビューのほとんどのレビュワーのみなさんが釈然としない感想を持たれているようで。しかしまあ、それも無理ないなーと思います。

『ただ、君を愛してる』とはテーマが正反対。タイトルに『恋愛~』とあるので無意識に恋愛モノと思ってしまいますが、これは恋愛映画ではないですね。むしろ推理モノに近い。

でも、原作もこちらが先にできていて、『ただ、君~』のほうが、この作品のアナザーストーリーとして作られていることを考えると、市川拓司先生も「このままじゃいかん」と思われたか、誰かにアドバイスされたかして、「少しマトモ」なものを書かなきゃ、とか思われたんじゃないですかね。すみません、勝手な想像です(笑)

とにかくこの映画、テーマは人間の弱さとか醜さ、そしてそれを乗り越える強さみたいなものを描いているのだと思います。そういう意味で、主役はむしろアヤを演じた小池栄子さんなのではないかと。自分を被写体として撮られた写真を、写真そのものではなく、それを撮った静流役の広末涼子をほめられたことに腹を立てるまではいいとして、なにも殺さなくてもいいでしょうと思っちゃいますが、ドラッグにも手を出していたから正常じゃなかったんですね。そのところの演技もなかなかよかったです。

誠人役の松田龍平にしても、自分の写真がコンクールで選ばれず、静流の写真だけが選ばれたことに対する嫉妬心から、静流を突き放してしまうところも、人間の弱さがうまく描かれています。しかし、静流の死を機縁として、静流の名を名乗って一生プロのカメラマンとしてやっていく決意をして終わるあたりは、少しほっとさせられます。

要するに、前半の静流と誠人のほのぼの過ごすシーンは、アヤの悪役ぶりを際立たせるための伏線なのだという見方で観ると、非常にスッキリと観れます。笑えるシーンもけっこうありますしね。

まぁでも、あくまで恋愛モノが好きという人は観ないほうがいいかもしれません。ある意味コワいものが観たい人にはウケると思いますヨ。

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ショーシャンクの空に



ダントツでYahoo!映画のお気に入り作品1位に君臨するこの映画。多くのレビューを拝見し、あちこちのサイトで紹介されているストーリーもよく読んで、いわば予備知識たっぷりでDVDを買って観ましたが、予想以上の素晴らしい映画でした。

例のごとく、以下、少々ネタばれになりますのでまだ観てない方はご注意を・・・。



テーマとしては、希望、友情、信念といったキーワードが思い浮かびますが、なにより、それらを失わずに持ち続ける継続心ということが、大きなテーマとして描かれていたように感じました。

なんといっても、文字通りコツコツ独房の壁に穴を掘り、20年以上もかけて貫通させて、さらに下水管を歩腹前進で脱走するシーンには、思わず「頑張れ!」と言いたくなりました。

残酷な、目をおおいたくなるようなシーンもありますが、それもこれも上記のテーマを際立たせるための最高の演出ということになりますか。惜しむらくは、このいくつかの残酷なシーンがあるがゆえに万人ウケはしないというか、気が小さい人は見ないほうがいいかもしれませんね。

まあしかし、冤罪という設定が、観ている側が自然に応援したくなる気持ちが湧く感じがします。一人ひとりのキャラクターも非常に個性的で分かりやすく、かつ、その人間関係がまた絶妙に絡んでいます。でもって、モーガン・フリーマンがまたイイ演技をしますね。一発でファンになりました。

最後のシーンの爽快感・安堵感は、いままで観た映画の中で間違いなくNo.1ですね。お奨めの映画です!

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ドラマもイイ!

カテゴリ「映画」を「エンターテインメント」に変更しました。より広く、ドラマや音楽についても雑感をつづってみたいと思いまして。

さしあたり、最近観たドラマでは「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」がとってもよかった!ストーリーもよかったけど、キャスティングもよかったですね。主要なキャストはみんな演技ウマかったので、安心して観れました。

特に、主演の堀北真希さんは素晴らしかった!男子高に編入(潜入?)して、もちろん男装で言葉遣いも男子になりきり。セリフやしぐさにときどき女の子らしさが垣間見られるところなんぞ、絶妙にこなしてましたね。ほんと、ハマり役だと思いました。

ALWAYS三丁目の夕日を観て、若いのにいい演技する女優さんだなーと思ってました。11月には続編が公開されるとのことでこれも楽しみですが、「花ざかり・・・」を観て、益々堀北さんのファンになりました。

で、も一つ楽しみなのが、来年のNHK大河ドラマ「篤姫」です。主演の篤姫役が、これまた好きな女優さんの一人、宮崎あおいさん、そして、和宮役が堀北さんっていうんですから、こりゃ絶対見逃せませんヨ!放映開始が待ち遠しいっスね!

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がんばろう!○○



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「実生活に生かせる仏教の追求」をメインテーマとしていますが、趣味の将棋や、その他、時事に絡んだ雑感などなど、気が向いたときに綴っております。どうぞ、おヒマなときに覗いてみてください。
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