法滅時代のことがちょっと気になって、いろいろ調べてみましたところ、以下のサイトを見つけました(勉強不足でした)。↓
<釈尊と仏教>大方等大集月蔵経(大集経の中の一部)の法滅盡品という章があり、その中で、正法(正しい仏教)が消えたあと、やがてさまざまな天変地異、災害、殺戮などの人災が起きるというような、お釈迦様が予言されたとされることが記述されていますが、それはまさしく末法のことを示しています。
つまり、法滅というのは、正しい法が滅するという意味で、末法のことを示唆しているわけです。
末法とはまさに現代のことで、さまざまな天災、地災、人災をほとんど毎日ニュース等で見聞きする、今のこの世の中であります。そして、大涅槃経では、56億7000万年後に弥勒仏という方がお出になられて、新たな正法時代を迎えるとされていますが、そんな先のことを想像しても、今の私たちにはなんの意味もないことであります。
お釈迦様は、この末法の世がおとずれることを予想されて、大乗経典、特に法華経を遺されたとされています。要するに、次の正法を迎えるまでの56億7000万年間は、大乗経典に基づいて修行しなさい、というのが一つの仏教の捉え方でもあるわけです。
いろいろ勉強させていただけて有り難い思いでありますが、なにはともあれ、正しくよりよく生きるための方法を学び、実践し、そういう人を増やしていくことが世の中全体をよくしていくことであり、そのことが最優先時であることに変わりはありません。
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