本年初の書初めならぬカキコミであります。
なお、喪中でありますので、新年の祝辞はエンリョさせて頂きます。
さっそくですが、松の内(まつのうち)という言葉をご存知でしょうか?幕の内なら聞いたことありましたけど、松の内という言葉はつい最近初めて知りました。(ひょっとして、知らない人のほうが少ないのかな^^;)
いろんな人から聞いたり、自分なりに調べたりしていろいろ分かったのですが、正月の門松を立てておく期間ということなのだそうですね。その日がいつなのかというと、元来は小正月といわれる1月15日までなのだそうですが、1月7日に七草粥を食べる風習の影響から、最近は1月7日までのことを松の内といったりするのだそうです。ちなみに1月1日を大正月というのだそうです。
で、1月7日を過ぎたら門松をとりはずして、1月15日、地域によっては1月20日に行われるどんど焼きでお炊き上げをして頂く、と、こういうことになってるんだそうです。
グーグルやヤフーで検索すれば、以上のことは大抵のサイトに記載されていますが、より詳しいことについては、やはり専門家に聞くのが一番です。
さて、専門家から教えてもらったことですが、なぜ玄関に門松を立て、家の歳神様に鏡餅をお供えするのか。これは、祖霊神(神様となられたご先祖様)が、正月、家族と一緒に過ごすために、門松を目印にして神様の世界からこちらの世界へおりてこられ、神棚の歳神社に一旦とどまられ、最後に鏡餅に移られて、正月が終わると神様の世界へ戻っていかれるという日本古来の神道の思想に則っているのだそうです。
また「神様をお迎えした正月に台所を騒がせてはならない」とされているため、歳の暮れから正月の間、日もちする料理をたくさん作りおいておく(おせち料理)ようになったのだそうです。
日本は、古来から天照大神を元とする神道があり、途中から入ってきた仏教によって、独特の信仰観、慣習、風習が整ってきている面白い国だなーということを改めて知らされます。神道にも興味を持って、いろいろ学びたいと思います。
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