ネットの映画レビューで評価の高いアニメ映画「
時をかける少女」をDVDレンタルで観ました。
そう、アニメなんです。歳がバレますが(^^;)たしか私が高校生の頃、原田知世主演の同タイトル映画が記憶にあり、また、その後何回かテレビドラマになったりもしてますが、やはり一番印象に残っているのは原田知世版の映画ですね。
少々ネタばれになりますのでご注意を・・・。
タイムリープという、いわば精神が時間を飛び越えて、主に過去に戻る能力をもってしまった少女の心の揺れ動きを描いている作品なわけですが、「原田知世」世代(?)の私にとっては、一つ気になる点がありまして。
というのは、いずれの作品にも共通しているのは、未来からやってきた少年のアイテムによって、少女がタイムリープの能力を身につけてしまうのですが、そのことが少年にバレたとき、従来の作品では能力をもったことすら記憶を消されてしまい、少年自身もやはり記憶を失うことによって、何ごともない世界に戻るという結末なのですが、このアニメではそれがない。
少年が「未来で待ってるよ」という言葉を残して消えてしまいます。なるほど、それはそれでファンタジック性を強調している感じもしますが、それだと、タイムリープという能力の神秘性が損なわれ、軽く感じられてしまいます。チャンスさえあれば誰でもその能力が得られるというような、ま、それも現実にはありえないことではありますが、ミョーなリアリティを帯びてしまうというか。
まぁ、ストーリー設定に対して、重箱の隅をつつくような評価をしてしまいましたが、いずれにしても評判通り、アニメならではのファンタジー性豊かな楽しい作品でした。ひょっとすると、「ゲド戦記」「ブレーブストーリー」とかよりも面白い作品かも。私は、まだこの2作品は観てませんけどね
(^^;
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