私の愛読誌の一つである
<致知(ちち)>の、本年3月号に掲載されていた内容で、印象に残ったものがありましたので紹介したいと思います。
元宝塚歌劇男役トップスターで、現在は女優として活躍されている ”貴城けい”さんが寄稿されていた内容です。宝塚歌劇団の中に「ブスの25箇条」というのが貼り出されていたのだそうですが、それは以下のようなものだということです。
1.笑顔がない
2.お礼を言わない
3.おいしいと言わない
4.目が輝いていない
5.精気がない
6.いつも口がへの字の形をしている
7.自信がない
8.希望や信念がない
9.自分がブスであることを知らない
10.声が小さくイジけている
11.自分が最も正しいと信じ込んでいる
12.グチをこぼす
13.他人をうらむ
14.責任転嫁がうまい
15.いつも周囲が悪いと思っている
16.他人にシットする
17.他人につくさない
18.他人を信じない
19.謙虚さがなくゴウマンである
20.人のアドバイスや忠告を受け入れない
21.なんでもないことにキズつく
22.悲観的に物事を考える
23.問題意識を持っていない
24.存在自体が周囲を暗くする
25.人生においても仕事においても意欲がない
いかがでしょうか。思い当たる項目があるのではないでしょうか。いやはや、私自身も思い当たることがいくつもあります。
これは「ブスの25箇条」でありますので、ブスになりたければ、この25箇条を守って実践するといいですよ、ということになるわけですけれども、もちろん真意は逆なわけですね。これらのことを一つ一つ克服していけばブスではなくなるということです。もう一つ付け加えるならば、ブスとは見た目のことではないということです。
この25箇条に共通する精神は何かというと、どうやら自己中心ということになりそうです。自己中心をより正確にいうと、自分の煩悩中心ということです。つまり、これはもう何回も紹介していることでありますが、自分の仏性を中心にすれば、この25箇条は一挙に克服できることになるわけです。
自分の仏性を中心にするということは、要するに、自分の尊さに気づき、全てによって生かされていることに感謝するということにほかなりません。
この「ブスの25箇条」を一つのチェックリストにして、自分は今、煩悩を中心に生きているのか、仏性を中心に生きているのかということを常々内省していけるようになりたいものです。
↓クリック宜しくお願いしますm(_ _)m
[7回]
PR
COMMENT