「やってみせ
言って聞かせて
させてみて
褒めてやらねば
人は動かじ」
とおっしゃったのは、いわずと知れた第二次世界大戦のときの大日本帝国海軍、
山本五十六元帥の言葉である。この言葉自体、もはや説明の必要もないと思う。
さてさて、上記リンク、ウィキペディアの中では、この言葉は、「なせばなる~」で有名な、第九代米沢藩主、
上杉鷹山の「してみせて、言って聞かせて、させてみる」という言葉が元になっているという説明があるが、それとまた違う話を聞いたことがある。
それは
「やってみせ
言うて聞かせて
させてみて
褒めてやらねば
人はできぬぞ」
という言葉。この言葉は、歴史上のある有名なお坊さんがおっしゃったのだそうであるが、それが誰だったかは、残念ながら失念してしまった。
ほぼ違いは、「人は動かじ」と「人はできぬぞ」という部分のみである。両方並べてみると、やはり「人はできぬぞ」のほうがどうやらオリジナルな感じがする。やってみせて、言って聞かせて、させてみて、褒めてやっても、人は動くとは限らないからである。
まぁしかし、最後の部分よりむしろ、まず自分がやってみせる、言って聞かせて人にもさせてみる、そして褒めてやる、というそのこと自体が重要であると思われる。褒められて悪い気分になる人はほとんどいないと思われるからである。
さらに重要なのは、まず自分がやってみせるということであろう。昨今、人にはあれこれ指示はするが、自分はなにもしないという人が増えている感じがする。やはり、成功している企業や、魅力あるリーダーというのは、まず自分がやってみせるということを実践されているところである気がする。
まず自分がやってみせるということを大事にしたいと思う。
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COMMENT
慈雲でした!
「歴史上のある有名なお坊さん」が誰だか判明しました。江戸時代後期の真言宗僧侶である「慈雲(じうん)」という方でした。能書家としても知られ、「慈雲尊者」とも呼ばれる人でありました。もし興味のある方は、ウィキペディアなどで「慈雲」で検索してみてくださいマシ!